ルシファーの作った「天使の体に悪魔の青い火をいれた」99%天使の悪魔。おそらく悪魔の常識では史上最弱であり、ルール制定能力を持つ特別な悪魔。
メフィストの兄にあたる、通称司祭
ルシファーは過去天使であり、神を見たが赦される事なく天使の力を失った堕天使である。
神の力を手にし、自分が世界を支配したいルシファーは様々な実験に手を出した。その内の一つがルキフゲ・ロフォカレである。 とある理由で魂を失った天使の体をつかい、そこに悪魔の火を注いだ。目論見は成功し、悪魔でありながら青い火と光輪をもち、天使の権能を使える悪魔が誕生した。 ただし、信じられないほど体が弱く、人間が強く握れば砂糖菓子みたいに砕ける脆い体の。
しかしながらそれはルシファーが真に求めた神の権能を触るものではなく、一時期ルキフゲは1000年ほどコキュートスに捨てられてしまう。彼が出てこれたのは「人間の魂をもつ悪魔」メフィストフェレスが生まれてからだ。 メフィストフェレスの教育役にされた彼は長い間純正悪魔にバカにされ、一番下の悪魔として暮らしてきた。
ところが一番大事に育てたメフィストフェレスが人間の男ファウストを助けるため、天使と手を組み自殺してしまう。
虚無に陥るルキフゲは、ファウストに頼まれルシファーにあわせたがファウストまでも肉体をうしなう。
今のメフィストフェレスが自分を全く覚えておらず、その事実を嘆き悲しんだ結果、ルキフゲはルシファーに憎しみを募らせることになる。神の威光計画を何としても妨害し、安心できる人物や悪魔に地獄を託したい。
そう考えて神の威光計画に関わる予定の薪候補たちにかかわり、裏切り結託しようと話を持ちかけるのだった。
神の力がどうなるか自体は興味がない。
持っているのは「ルールを相手に見せることで強制的にルールを相手に従わせる魔法」、魂を服従させるレベルの魔法は悪魔の中でも相当高度であり、他にこの魔法を使いこなせているものは居ない。サタンでも手こずるため、恐らく天使側の魔法だと考えられている。
超余談だが、仮にふらんめ1、2、3がなかったら神の力を一人で強奪し、ルシファーと刺し違えて消滅を狙っていたらしい。(元ネタの書き散らしメモから)
勢いが強いところは兄妹そっくりというかなんというか…