本名はダンテ・アリギエーリ、実はいつも名乗る名前は通名である。
魔法と魔術師の発達した世界で、魔術師たちは割と世界の真実に到達していた高度文明社会出身
元の世界では侯爵の一人息子であったが、神話生物により世界自体を食い尽くされ、世界崩壊。手がかりになるのは恋人であり、魔術、霊的能力に長けていた恋人ベアトリーチェの手紙に記されたカノヨ。 (地獄と天界に分かれるまえの霊界のこと)
友人のウェルギリウスとカロン船に乗り世界を元に戻す旅に出たのが始まり。
世界は神の威光により作られ、守られていると知ったダンデは神に会うことを決意。 彼はまだ地獄と天国に別れていなかった世界に辿り着くとベアトリーチェと再会。しかしすぐに離れ離れになってしまう。 ベアトリーチェを探し、悪魔たちと乱闘になりながらも神のいる玉座まで生身で辿り着くと、ベアトリーチェはひと足先についていたらしい。
神の威光を手にして、世界修復を成し遂げたダンデであるが神の威光に体を蝕まれ、本名を呼んだものの体を侵食するほどの「魂の浄化の力」に目覚めてしまう。
浄化の力は罪を自分から消し、不老不死はおろか自己も蝕み始めた。そのため本名を封印するハメになる。
侵食すると自我崩壊し、純粋に力だけになってしまう
そして神のいる座への扉をあけるため、力を使い果たし、「永遠の存在」となってしまったベアトリーチェ。
現状を憂い、死者と現世を繋ぎ、地獄を助けたいと考えたウェルギリウス。 二人の地獄への帰還を待つために、ダンデは地獄と停戦することにした。