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地獄のお騒がせお嬢さんにしてこの企画の主なNPC

ルシファーの娘にして地獄の伯爵の地位を持つ。野心家ですっとこどっこいで姑息で傲慢だが、人間に妙に甘い。

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「人間の魂を持つ」悪魔もどき。純正な悪魔でもなく、人間上がりでもなく。ルシファーが神の力を手に入れる実験台として製造された。

過去

その辺で雑霊になりかけていた女の魂と悪魔の肉体を融合させた悪魔。その中には天使の血肉も混ざっており、「契約」という特別な魔法の使える悪魔だった。 (実際は神の力を使うためであったため、失敗作ではある)

**相手の魂を食い尽くすことを対価とし、相手の願いをかなえる。**この魔法を生み出し、ほかの悪魔に同じ魔法を使える契約をさせることによりルシファーは自分の派閥を作った。

さて、そのような理由でルシファーの寵愛を受けて育った彼女だったが、そのほかの魔法はてんで使えず、ほかの悪魔から対価として借りてくるしかない始末だった。おまけに肉体も気味の悪い形をしており、彼女はほかの悪魔から蔑まれるものでしかない。

そんな彼女は自分の手柄を立てて見返そうという気持ちから地上での契約活動にいそしんでいた。

あるとき、ファウストという一人の錬金術師と出会う。 ファウストはメフィストと結婚を契約の対価とし、メフィストは特に何も考えずにOKをする。 ファウストと暮らす生活はメフィストの予想を超えて楽しく、やがてメフィストはファウストに恋をしたが、ファウストは余命短くなくなってしまう。

対価として魂を食べることを拒んだ彼女は、自分自身を消すために禁忌の術を自分に使い、魂と記憶を分離し、消滅を選んだ。

現在の彼女はファウストが魂を無理やりファウスト自身の記憶とつなぎ合わせて存在させているにすぎず、また上記の過去のメフィストとはほぼ別人といってもいい。

上記のことを一切失った彼女はまた馬鹿にされたことを根に持ち、ルシファーに過去を隠されていることも不満にもち、過去を取り返そうと神を探し出し、神を復活させようとたくらんだ。

現在はやらかした事の大きさのため謹慎処分中。